岡山で龍馬に会う。〜地域を知るには地域の酒場を歩かねば〜
坂本龍馬を愛した男の店。
今回の旅は岡山県からスタート。
沖縄から二時間弱、夕方の便で岡山空港へ到着。
空港から駅まではバスで移動。ついた頃には良い時間です。
僕の楽しみは、地域のシブイ店酒場を探し、その店の大将やお母さんから、地域の歴史や話を聞くこと。
今回もそんな素敵な出会いを求めて、街をブラブラ。
すると、一軒の古いお店を発見。
何やら怪しい匂いがします(笑)
中を覗くと、平日だからか客は誰もいない。
カウンターと座敷が少しで、客が入ってもせいぜい10人程度が入るスペース。
今回はこの店に決まり(笑)
早速入ってみると、元気なお母さんが明るく迎えてくれた。
この「龍馬」は、坂本龍馬好きの旦那さんと二人で、30年以上もの間地元の人に愛されてきた店らしい。
店の中いっぱいに飾られた龍馬グッズは、常連さんが持ってきてくれたものらしい。
すぐに出せるつまみを適当にお願いして、とりあえずビールで乾杯。
お母さんにも焼酎をご馳走して、早速この街のこと、店のこと、人の事を色々聞かせてもらう。
二人の娘はそれぞれ県外に嫁ぎ、末っ子の長男がどうやら僕と年が近い様なのだが、未だ女っ気がないから心配だと大声で笑う(笑)
うちには金がねえから、畑をもった金持ちの所に婿に行け‼といって聞かせてるらしい(笑)
話は沖縄の話へ。
今帰仁酒造の大城社長や、岡山に大学進学できた若者が、随分この店に通ってくれたらしい。この店があるのは沖縄の人のお陰だ‼とお世辞でもうれしことを言ってくれる。
沖縄の基地問題や文化の違いを丁寧に説明をする。
いっぽう岡山県は、沖縄の様な基地問題や、東北の災害、原発、となりの広島の原爆など、大きな問題や歴史的にあまりインパクトのある問題はないとのこと。
そんな話をお母さんと二人でしてると、正直この店には似つかわしくない(笑)松たか子似の綺麗な常連さんが来店。
名は"のりちゃん"早速のりちゃんとも杯を交わし、岡山トークを楽しむ。
先程の話の続きが始まる。
岡山は人は良いけど、さっきの様に大きな問題に直面したことがないから、いつもなんとかなると思っている、また人同士協力したりひとつになったりなかなかしないとのこと。
そんな中ファジアーノが良く頑張ってる‼と言う二人の話。しかし見に行ったことはないらしい(笑)
常連ののりちゃんは、イオンモールでお仕事をしているらしく、沖縄のライカム話でも盛り上がる(笑)ライカム恐るべし‼
楽しい話はつきないが、店のしまる時間になってきたのでお開きに。
ホテルリバーサイドという名のホテルに帰る。酒で火照った体を、外の冷たい風が冷やしてくれて心地よい。
小さく井上陽水を歌いながらホテルに戻った。今日も楽しい夜だった。
朝から早速移動。鳥取へ向かう車窓から見える川。この川を桃は流れて行ったのだろうか。。。
また次の酒場に旅をします。
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