NPO法人の営利を目的とした非営利活動とは?Vol3

ぼくのNPO活動についての記事も3日目となりました。もちろん今後も書くとはあると思うのですが、とりあえずシリーズ「営利を目的とした、非営利活動とは」も第3話で完結させたいと思います。(笑)


と言っても、今回は至ってシンプルな話です。


前回の記事を読んで頂けた方なら理解していただけると思いますが、ぼくがNPOを始めた理由、それは僕自身が行っていく活動の将来のお客様を育成しよう!ということです。


将来のお客様とは?


僕は、様々な活動の中で、スポーツクラブの経営やスポーツイベントの開催、その他にも観光や音楽、そして食と色んな切り口から、沖縄の良さを発信したり、沖縄に外の良いものを持ち込んだりしていますが、それは必ずしも誰にでも理解できるもんでもないと思っています。(今の大人たちの多くが理解してくれないように笑)


だから、今後何十年と僕が活動していく中で、ぼくがやる活動に理解をしてもらったり、みんで沖縄のことを考えたり、県外や海外と交流してやっていくためには、今のうちからその環境を作らないといけない、子供達に教育しなければならないということなのです。


自分が子供のころの夢を支援してもらった大人が、次の世代の子供達を支援する側になってもらえるように、しっかりと活動と目的の本質をお伝えしていこうと思うのです。


前回の記事でも書いたように、活動の開始から数えると今年で10年、そして法人格の取得で言えば来年が10周年になるNPO法人ナインプロモーション沖縄。


10歳の時に支援を受けた子供たちが、もう二十歳になるのです。


実際に、前回記事を書いた10年前の全国大会に出場した、当時高校1年生15〜16歳の生徒は、今25歳になり、ナインプロモーション沖縄が活動を支援している、沖縄県の脳性麻痺7人サッカー(CPサッカー)の活動の中心人物としてともに活動を行っています。


この様に、頭での理解だけでなく、体験・体感したことによる体全体での理解をしてもらうことで、実際に行動に移してもらえると思っています。


今回なぜぼくが3回にわたってこの様にNPOについて書いたかというと、この10年間まずは枝を伸ばしていくことばかりに栄養を注ぎ込んできましたが、これからは枝を伸ばす活動と同時に、やっと収穫の時期を迎えられそうだと考えているからなのです。


引っ込み思案なぼくが、10年という下積み生活を経て、やっと人様の前で少しは思いを主張できるようになってきましたので、やってきた自負を胸に今後は堂々と活動へのご理解とご支援を皆様にお願いしていきたいと思っています。


ただただ人の為にと言う訳ではなく、この沖縄で日本で地球で生活を送っている人が、今後自分に降りかかってくる様々な困難を誰か仲間と支えあいながら生活を送れていけるように、NPO法人ナインプロモーション沖縄の活動を通して、「情けは人為にあらず」ということを胸にとめ、ともに活動していってもらいたいと思います。


そして、スポーツや音楽、教育にお金を払う感覚のお客様が育てば、今後ぼくのビジネスのお客様になって頂ける可能性も高いですし、そうすると私も今後ますます活動を広げられるということです。

これが、営利の為の非営利なのです。


そんな、僕たちNPO法人ナインプロモーション沖縄のおもしろ裏話しを次回少し書いていきながら、法人の概要についてお話ししたいと思います。


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