いよいよ琉球代表の季節がやってきました!
東アジア国際サッカー大会2連覇中の「琉球代表を」ご存知ですか?
琉球代表とは、社会人や大学生など沖縄のアマチュア選手で構成された、サッカーの選抜チームです。
なぜ琉球って呼ぶの?
沖縄県外の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、沖縄は1429年〜1879年まで、「琉球」と呼ばれていました。その琉球王国は、日本の他にも中国やアジアの国々と交易を行いながら発展してきました。
その影響もあって、琉球が日本になってからも、中国や台湾では未だに「琉球」と呼ばれることがあります。
桃園国際空港(台湾)から那覇行きの便の掲示板の写真。↓
ということもあり、今回台湾をはじめアジアの国々からこの大会に招待されるときに、「琉球代表」も大会に参加してくれ!という依頼があったので、そのまま「琉球代表」という名称を使ったということです。
つまり琉球と呼ぶのは、招待国から見た我々の呼び方なのです。
誰でも出れるの?
もちろん誰でもいいということではありません。毎年しっかりとセレクションを行い、「琉球代表」として、サッカーのプレーはもちろん、オフ・ザ・ピッチでの態度や交流する力などを見てメンバーを決定しています。
多くは、沖縄県内の大学生、沖縄県内で活躍する社会人選手といったのが現状です。
しかし、今回3回目の国際大会に出場することを機に、昨年9月に「琉球フットボール協会」を設立し、そこで琉球代表選手の条件として、以下のことを定めました。
①沖縄県出身選手
②沖縄県内在住選手
③沖縄県人移民など、沖縄にルーツを持つ2世・3世・4世などの選手
上記のうちどれか一つに該当している選手であれば、セレクションに参加することが可能です。
あなたも是非海外で大好きなサッカーをプレーしてみませんか?
どんな大会・試合があるの?
当初は、台湾で行なわれている「東アジア国際サッカー大会」のためのチームでした。
この大会は、台湾の台中市で第1回大会が行われ、台湾から2チーム・中国・韓国・マカオそして琉球が参加しました。
第2回目は、中国・韓国などの日程が合わず、台湾の3チームと琉球の4チームでの開催となりました。
第3回目の今回も、各国に参加の要請があり、我々琉球はもちろん参加しようと考えております。
そして昨年の1月には、チームの強化を目的に、沖縄でキャンプに訪れていたJクラブと非公開でトレーニングマッチを行いました。
そしてそして!昨年9月に協会を立ち上げた目的はもう一つあり、Confederation of Independent Football Associations (通称:CONIFA)という、国際サッカー連盟があり、そこに加盟することです。
この5月にアブハジアで行われるワールドフットボールカップを視察に行きますが、この大会にも今後参加し、大会自体も沖縄で開催できるように働きかけていきたいと考えております。
このように、琉球代表は沖縄を飛び出し、アジアそして世界の様々な国とスポーツを通して交流していきたいと考えています。
明日は、もう少し詳しくチームのコンセプトなどについてご紹介したいと思います。
そんな「琉球代表」をサポートしているPLUSNINEのFacebookページにいいね!お願いします!
0コメント